魔界フェス2024 バッハさん最後の挨拶〜後編②〜

どうも、場波です。

場所の「場」に「波」と書いて場波です。

先日サイキシミンの活動休止と言えばこの人、金井シュートとお昼ごはんを一緒に食べました。

俺の車にはまだ魔界フェスの荷物がたくさん乗ってて、それを片付けられずにいるのですが、シュートを車に乗せたら「魔界フェスの荷物めちゃくちゃ乗ってるやん」と言われました。

今日こそ片付けたい。

さて、そんなこんなで魔界フェス2024夜の部「閉会式」のレポ②です!

3、ミチオトーマス

トーマスが初めて魔界フェスに来てくれたのは3回目の開催となった2018年。

2016年のヨコチンロックカーニバルでトーマスのライブを初めて観て、その時にヤカンポリス村田さんという映像作品にすっかりやられてしまった。

そのヨコチンロックカーニバルの1ヶ月後に初めての魔界フェスが開催されたのだが、その魔界フェスに多分Twitter利用者の中で一番興味を示してくれたのがミチオトーマスだった。

翌年の魔界フェスもトーマスは「魔界フェス大好き!」というようなことをTwitterで呟いてくれていた。

「いつか魔界フェスに来てください!」と伝えたら「行きたいです!魔界フェスほんま最高!」みたいな返信。

かつてここまでの相思相愛があっただろうか。

これが男と女の関係ならすぐに体の関係になっていたであろう程の相思相愛。

かくして2018年にミチオトーマスを召喚することに成功した魔界フェスとミチオトーマスは体の関係ではなく心の関係を結ぶことになった。

2018年はまださんさくワサビもできてなくて、トーマスはうちに泊まった。

夜ご飯を食べてお酒を飲んで、トーマスが似顔絵を描いてくれたり、面白いタトゥーを見せてくれたり。特に当時幼稚園児だった長女晴子はトーマスにぞっこんで一緒にお風呂まで入って、トーマスが伊勢に帰るまでずっとベッタリだった。

今は出演者も多くてうちに泊まってもらうなんてことできなくなったのて、このトーマスが泊まりにきてくれたことは本当にいい思い出になっている。

打ち上げも今みたいにカオスじゃなくて、一つのテーブルを取り囲んで面白かった場面を話しながらみんなで大笑いしていた。

大笑いしすぎて、お店の隣の家から苦情が来て翌年からそこで打ち上げできなくなるくらい盛り上がった笑。

あの昼の部から打ち上げまでちゃんと両手が届く感じの規模の魔界フェス、本当に良かったなぁ…。

そこからトーマスは2020年まで佐伯に来てくれて、2021年からはライブをお休みしてるってことで魔界フェスに来なくなった。

ずっとトーマスに会いたかった。

魔界フェス〜廣島死闘篇〜を開催することになった時、俺は伊勢から廣島って近いんじゃないかな、トーマスにも来て欲しいなと思って、恐れ多くもイズミさんにお願いしてトーマスも出演してと誘った。

そこでトーマスはライブを再開してくれた。

ライブ再開したなら佐伯にも来てもらえるやんってことで、廣島死闘篇の打ち上げでトーマスを誘って今年の魔界フェスにでてもらうようになった。

トーマスはオーディションでグランプリは獲れなかったのだけど、そこは主催者の権限をフル活用させて頂いた。

そして今年の魔界フェス。

久しぶりに会うトーマスはお酒もタバコも辞めていた。

トーマスは会う度に何かを始めたり辞めたりしている。

ある時は朝4時に起きることを始めたり、タバコを辞めたり、タバコを始めたり。

多分周りが思うよりも色んなことを考えながら生きているから、そうやって何かを始めたり辞めたりをしているだろうなと思う。

今回トーマスは巨大スクリーンで「ヤカンポリス村田さん」を上映してくれた。

確か廣島死闘篇の時に「ホールのでかいスクリーンでヤカンポリス村田さんを観たい」という俺の夢を伝えていた。

俺がトーマスを初めて観て大好きになった理由である「ヤカンポリス村田さん」を魔界フェスのでかいスクリーンで上映したい、その夢をトーマスが叶えてくれた。

みんなが「ヤカンポリス村田さん」を観ながら大笑いしてくれて、本当に笑えたし本当に泣けた。

魔界フェスを初めてから今まで一番「魔界フェス大好き」「魔界フェス最高」と言ってくれたのは絶対トーマスだ。

そんなトーマスとは魔界フェスくらいでしか会えない。

これからも魔界フェスでトーマスの生存確認をしていきたい。

だからいつまでも元気でいてくれよな!

トーマスありがとう!!

4、オクムラユウスケ

ユウスケさんは魔界フェス2019に初めて来てくれた。

それまでずっとユウスケさんに佐伯に来てほしいなと思っていたけど、ユウスケさんのライブの凄さや面白さや感動を来てくれた人に伝えるためにはどんなイベントにしたらいいんだろうと勝手に難しく考えててなかなか具体化させきれなかった。

そんななか魔界フェスも回数を重ねて、魔界フェスでならユウスケさんがピッタリはまるのではないか!と思い、オファーをした。

実はこの時はまだユウスケさんとそんなに話したことはなく、ライブのあの鬼気迫るイメージからか実はちょっと怖いとすら思ってた。

それでもやっぱりユウスケさんのライブを佐伯で観たい、佐伯の人にも観てほしいと思ったからオファーをする以外なかった。

ユウスケさんに魔界フェスに出てほしいと伝えたら「ついに魔界からの誘いが来ましたか」とめちゃくちゃ渋いセリフで返信してくれた。

そして初めてのオクムラユウスケin魔界フェス。

ユウスケさんは昼から長渕剛になりきり、腸を振り回して叩いてかぶってじゃんけんぽん(通称ラアーナケトームイブリース)を楽しんでくれた。いや、楽しませてもらったのはこっちだな。

その日のライブはカシナポ、トーマス、ユウスケさん。この三人のライブを企画できたことが魔界フェスをまた次のフェーズに持ち上げたに違いない。

それくらい充実感のあるライブだった。

お客さん、特に魔界フェス常連のさくらさんがユウスケさんにハマってくれたのも嬉しかった。

打ち上げも楽しかったなぁ。

それからユウスケさんとはライブ等で度々会うけど、ユウスケさんとグッと距離が近くなった要因が一つある。

それは何を隠そうアニメの存在だ。

ユウスケさんが教えてくれるアニメは本当にキュンキュンするものばかりだし、話や物語の中の価値観もすごく素敵なものが多く、何作もハマった。なのでユウスケさんのおすすめは時間の許す限りほとんど観たと思う。

佐伯と福岡、めちゃくちゃ離れてるのに漫画の貸し借りしたりとかも嬉しかったし、いまだに時々「これめちゃくちゃいいよ」って教えてくれる。

まーアニメの話はいいか笑

でもそういうのも含めて、なんか今はお兄ちゃんみたいな存在でもあったりする。

でも音楽家としてのユウスケさんは「お兄ちゃん」なんて生ぬるい呼称を許してはくれなさそうな程の迫力がある。

創作力がすごいユウスケさん、アニメが好きなユウスケさん、家族思いなユウスケさん、どれもすごく素敵だけど、俺はやっぱり舞台の上でしか生きてられないと言っている程のユウスケさんが好きだ。

でもそんなユウスケさんも魔界フェスのライブの時は少し顔が綻ぶ。

それがとても特別感があって嬉しい。

今年は特に、最後にやった新曲がとても刺さった。

本当にありがとうございました!

そして、アビくん。

ユウスケさんが魔界フェスに来る時は必ず一緒に来てくれる。

不思議なくらい変わらない、昔のままの可愛い優しい印象だけど、本当いい男になってきてるなと思う。

ポコチンオブファイヤーを急遽一緒に演奏してくれたりして、ギターもめきめき上達してる。

これからが本当に楽しみだ。アビビには親戚のおじさんおばさんみたいな存在の人たくさんいるだろうけど、「佐伯のおじさん」としてこれからも遠くから見守ってるぜ!

アビビ、またあそぼう!

5、ツチヤチカら

ある日ふとyoutubeを観ていたら「イタズラ金玉おやじ」という曲のMVが流れてきた。

観てみた。独特な振り付けを踊りながら歌っている一人の男。名をツチヤチカらというらしい。

聞き覚えがある名前だった。確かボギーさんが「名古屋弁で金玉の歌しか歌わない男」のような説明でライブレポートしていたと思う。

他の曲も聴いてみようかと思って、「金玉交換」という歌を聴いた。

そして俺は心を、いや、金玉を撃ち抜かれた。

感動というのはいとも簡単に人を突き動かすもので、俺はいつの間にか全然顔見知りでもないツチヤさんに「魔界フェスというイベントをやっているので出演お願いできませんか?」とDMを送っていた。

ツチヤさんから「魔界フェスTwitterで見たことあります。九州行きたいです」と返信があった。

それが2020年。

世はコロナの大流行で、魔界フェスの開催についても相当悩んだけど、三密じゃなかったらいいんでしょ?ということで、屋外で遠足としてやることにした。

いつもの競技とかではなく、遠足。

初めて魔界フェスに来たツチヤさん。

主催者はバタバタしてて何の説明もしてくれない。

顔を白く塗らないの?と言われる。

月刊魔界の寄稿にもツチヤさんが書いていてくれたが、「俺はライブしに来たはずでは?」と思ってしまうのも主催者ながら頷ける(すみません)。

そんなこんなで魔界フェス2020ツチヤチカらのライブは大盛り上がりで終わって最高だったけど、打ち上げでやっとゆっくり話せたツチヤさんの話が面白くて、ツチヤさんのことを大好きになった。

それからもずっとツチヤさんに魔界フェスに来てもらってるのは俺がただ単に年に一回はツチヤさんに会いたいからだ。ツチヤさんがいる場はとても楽しい。

もちろん楽しいだけじゃなく、ライブもビシッと決めてくれる。

ツチヤさんは金玉の歌しか歌わないけど、毎年色んなアイデアでその年にしかないライブをしてくれる。そう、忘れてはいけない。この人は「ツチヤチカら」なんだ。

今年のライブはギターを弾いたり、「金玉の師範代」という最高な新曲も披露してくれて、本当に最高だった。

俺は実は今後、ツチヤチカらさんはソロではなく違う形で佐伯にまた来てほしいなと考えている。

ツチヤさんには話してないので本当に俺が勝手に考えているだけだけど。

もしそうなったら最高だな。

ツチヤチカらを佐伯に呼べるようになったことを全佐伯市民から一言ずつ「ありがとう」って言われてもいいと思ってるくらいツチヤさんは佐伯になくてはならない存在です。

一年に一回しか会えないですが、いつまでも元気でいてください!

~~~後編③に続く~~~

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